県内大学生と米国若者との交流(2000-2001年度)

「良き隣人になろう」これは、去る2000年7月に開催された九州沖縄サミットで、米国クリントン大統領が沖縄基地の米軍人に対しておっしゃった言葉です。
沖縄では、米軍基地が集中しているわりには普段なかなか双方の交流が無いのが現状です。そういう環境の中で、幸いに当クラブの名誉会員に、市内にある米軍基地キャンプ・キンザーの司令官がいますので、当クラブからの呼びかけに対して快く賛同していただきました。

米国の若者と県内中部の大学に在籍している学生との交流パーティーを国際奉仕委員会が中心となり、2000年12月9日(土)に基地内の将校クラブを貸しきって開催いたしました。各々約100名が参加し、英語を話せる会員と会員の家族にも参加していただきました。
当クラブ会員でオリオンビール㈱副社長の當銘吉雄氏から新発売の缶ビールの差し入れもあり、パーティを盛り上げていただきました。
最初はお互いのコミュニケーションがとれず、打ち解けられずにおりましたが、会員各位が一生懸命に双方との交流を促していくうちに自然に溶け込んで、本来の若者らしく、歌や踊りを一緒になって楽しんでいました。

あまりの盛り上がりように予定の時間をオーバーしてしまう程でした。最後にはお互いに別れを惜しんでおりましたが、また次年度のバレンタインの日に再会しようと約束し、会場を後にしました。
言葉は通じなくても気持ちは通じるものだと実感させられた交流会でした。