恵まれない子供のために(2001-2002年度)

恵まれない子供達のために浦添ロータリークラブでは、よい社会づくりのためにどんな奉仕が出来るか考えました。
その活動の一つに「施設に入居している恵まれない子供達に勇気と希望を与える」活動をすることを決めました。浦添市から約20Km南にある児童養護施設「島添の丘」の子供達を励ますことを考えました。

最初はロータリー会員2人と家族、そして浦添ロータリークラブと親交のあった米軍のキャンプ・キンザー元副司令官マークS.ザーマック氏夫妻と子供、さらにザーマック氏の友人で空手道場と太鼓教室を沖縄で経営しているニック夫妻と子供達と門下生10人、総勢17人で同養護施設を訪問しました。

ニック道場の門弟による空手やエイサーそして会員の子息によるバレーを披露して、子供達に喝采をあびました。
とくに、施設の子供達は青い目の外国の子供達が我が郷土の芸能・文化に興味を持ち、学んで体得していることに大きな感動を覚えた様子でした。
最後の懇談の中で60人の子供達のうち、約20人は盆、正月と言えども全く家族や親戚の家にも帰らないことがわかりました。会員の1人(藤田孝一会長)とマーク S.ザーマック氏が自分の家庭に子供達を2人ずつ週末に招くことになりました。
延べ6人の子供達が各々2泊3日のホームステイを経験し、家庭の温かさを味わってもらい、喜ばれました。